チャーハンを美味しく作ることを極める
1人暮らしてしていると、できるだけ食費を節約したいと思うこの頃。
でも、普段はアルバイト上がりに、
近所のコンビニで弁当を買って、食べる毎日。
これだと、せっかく稼いだバイト代を無駄に使っていくだけ。
「やっばり節約するなら、自分で作るしかないな。」
そんなふうに思うようになってから、自分なりに料理をするようにしようと思い始めた今日このごろ。
幼い頃に母親が作ってくれたのが、チャーハン。
自分の中では、""お袋の手料理""だった。
1人暮らしを始めてから、一応、調理器具は揃えていたから、何とか作ることはできるもの。
全く作り方を知らない中で、初めて作ったチャーハン。
「何とか作れたな。」
と自画自賛したのですが、食べてみると、全く美味しくない…。
でき具合はひどく、味は薄いし、べちゃべちゃ。
時々、バイト先近くにある中華店で食べるようなチャーハンにはなっていなかったのです。
どうしたらあんなふうに、パラパラしたチャーハンが作れるんだろう?
不思議でなりません。
帰宅してから毎日、チャーハン作りに没頭する毎日になりました。
それでも上手く作れないのです。
「俺って、料理のセンスがないんだな。」
そんなふうに諦めかけていたのです。
でも、元来、凝り性の自分。
何とか極めたいと思うのでした。
そして、何気なくYouTubeで見つけたのが、
「美味しいチャーハンの作り方」の動画
でした。
コンテンツをじっくりと眺めていると、""チャーハンのプロ""と言われている人が作っている様が映し出されたのです。
作っている時間はほんの数分。
中華鍋で軽やかに炒めているご飯を返しながら、サクッと作っているのです。
「どうしてもあんなにもリズミカルにできるんだろう?」
と不思議に思っていたのですが、ヒントは至って、簡単なことにあったのです。
パラパラチャーハンを作るには、鍋をじっくりと温めておくこと。
そして、ご飯を炒める前に、""溶き卵"" を入れることでした。
確かに自分が作る時は、鍋を火にかけてから、すぐにご飯を炒めてしまうのです。
これを改めるようにして、鍋をじっくりと熱していきます。
鍋が少し煙が立つくらいに温めていくのです。
そして、溶き卵を入れて固まる寸前にご飯を入れて炒めます。
すると、どうしでしょう。
あれだけ苦戦していた鍋返しが、いとも簡単にできるじゃありませんか!
そして、刻んだ野菜や肉を混ぜて炒めていきます。
味付けは塩・胡椒。
これでチャーハンができあがりました。
その出来は、今までの出来とはレベルが違っています。
プロ級とは言えませんが、中々の仕上がり。
実際に食べてみると、美味しいこと。
パラパラの食感もいいのです。
こんなふうに作れるようになってから、チャーハンだけでも、バリエーションが増えてきたのです。
キムチチャーハン。
カレーチャーハン。
豚骨味付けチャーハン。
こんなふうに1つの料理をマスターすると、ますます自分で調理する楽しみが増えて来そうなのです。
チャーハンをきっかけにこれから他のメニューも増えていくことと思います。
食費を浮かすだけでなく、作る楽しみもふえてきます。